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【アフリカ】準備!!!『マラリア対策』ってどうする?

2018年08月02日|s_travel

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『マラリア対策』ってどうする?

以前にアップした記事、[黄熱病予防接種『イエローカード』について → http://crew-world.com/columns/2454 ]に続き、誰か参考にするのかな?って感じの記事ですが、アフリカサファリに行くならこれも外せないと思うので、情報として残しておきます。


黄熱病、狂犬病、破傷風、肝炎など、アフリカや南米を中心に流行している病気のほとんどには予防接種がありますね。効力を発揮するまでに時間がかかるものもありますが、下準備が出来るものがほとんど。

しかし、残念ながらマラリアは違います。
現在のところ、マラリアには予防接種や完全な予防薬はありません。



がーん!!!!!!
蚊に刺されるだけで感染してしまうのに、予防接種ないのーっ!!!と思った私。
(こんなに医療が進んでいるのに。)

予防接種はないものの、薬での対処法はありました。マラリアには予防薬と治療薬があるようで、予防薬は数種類、治療薬には主に2種類の薬があります。まず、予防薬についてですが、それぞれの薬にメリットとデメリットがありました。(検索をかけていただくと詳しく載っているページがあるのでチェック!)

値段と効果を考えて、知り合いの医師に相談して決めたのが、ビブラマイシン。
この薬、抗生剤としても幅広く使用されていて、その効能のひとつとして抗マラリアの役目もあるようです。抗生剤なので3ヶ月を超える継続的な服用は良くないとされていますが、私は4週間ほどの滞在だったので、1日1回、滞在日数分を服用していました。


続いて、治療薬。
英語ではMalaria treatment medicine ですね。
こちらは出番がないことが一番の薬。マラリアの菌を持った蚊に刺された可能性がある場合、こうした治療薬を服用する必要があります。
私はジンバブエに移動する前に、南アフリカ ケープタウン空港内の薬局で購入しました。1箱3000円程だったと思います。薬剤師の方に、Treatment Medicine と伝えスムーズに購入することができました!


マラリア発症時におけるコアルテムの服用法は以下。
初回4錠 →先駆症状で服用
8時間後 4錠
二日目朝と夜 4錠
三日目朝と晩 4錠
計6回、合計24錠です。

先駆症状
→ 頭痛、倦怠感、眩暈、冷や汗、寝汗など


ちなみにですが、アフリカでもしっかり蚊に刺されてます。予防してるとは言え、刺されないことの方が無理だろうなっていう環境。幸いにも、蚊に刺された後の先駆症状などはなかったため、こちらは開封せずに済みました。

最近ではマラリアによる日本人死亡情報は出ていませんが、お出かけ前にはWHO機関のサイトや外務省の該当ページをご覧の上、お出かけくださいね!
準備は少し大変ですが、アフリカは素晴らしい場所。もっと多くの方とあの感動を共有できたら嬉しいなっておもいます!







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