子供に空の旅の素晴らしさや、旅することの楽しさとワクワクを教えてあげませんか？
今回は、CAの経験から私が「子供がうまれたらやってあげたい！」と思いつづけていた飛行機の旅の楽しみ方、「フライトログ」についてご紹介します。

娘にオリジナルのフライトログをつくってあげたい！
私もお客様のログブックを記入させていただいたことが何度もあります。その際、ほかのページをちらっと拝見させていただくこともありました。

よく飛行機に乗っている方のログブックは様々な航空会社のCAたちが書いた、記録やメッセージが残されています。シールを貼ったり絵をかいたり、色を塗ったりと個性がよく出ていて、見ていてこちらがワクワクしてしまうものでした。

もし初めて飛行機に乗った時から、大人になるまでの飛行機の旅が、自分だけの飛行日誌として残っていたら、どんなに楽しいだろう？「自分の子供にはファーストフライトからログをつけてあげよう！」と思い、娘だけのオリジナルログブックをつくってあげました。

ログに使うノートの大きさ・形状は、好みのものを選んでください。自分で毎ページ書くのは大変という方は、すでにフライト情報を記載する欄が印刷されたフライトログがインターネットなどで販売されています。

私は何冊も続けていけるように、無地のパスポートサイズのものを東急ハンズのトラベラーズノートコーナーで購入しました。

出発地・行先・便名・STD(出発時間)・STA(到着時間)・GATE・RUNWAY(滑走路)・SHIPナンバー・高度・飛行時間・機材・CREW・天気などです。

このような情報の中で記録に残しておきたいものを箇条書きします。私は仕事で使用していたフライトメモの内容を同じように記録に残すことにしました。

みなさんはシールや色ペンなど、フライト時に持ち歩いていますか？私は、星や飛行機のシールや色鉛筆、小さなメッセージカードなどを専用のポーチで携帯していました。フライトログをいつ頼まれてもいいようにと準備をしていましたが、「実は今日が誕生日！」というCREWへのメッセージなどにも対応できます。

今回子供と一緒にログ記入を依頼する側となり、季節感のあるシールや絵を添えてくれたり、色鉛筆でカラフルに塗ってくださったりすると子供も喜ぶのでいいアイディアだなと感じました。旅行や観光目的の旅であれば、現地のおすすめのお店の名前を1つ記載してあげるのもおすすめです。

次回お子さんと飛行機に乗る予定があれば、それを期にフライトログをつくってあげてみてはどうでしょう？大きくなれば「初めて自分で記入をお願いしてみる」日も来ると思います。そのような経験も含め、いつかログブックを見返すと様々な旅の記憶をよみがえらせてくれることでしょう。