昨日ご紹介したジャヌ東京のロビー階にある虎景軒（フージン）を本日はご紹介します。

虎景軒は広東料理の技法を用いてコンテンポラリーにアップデートされた中華料理店。
お料理は流石のAMAN姉妹ホテル、言うまでもなくどれも絶品。
決して全て頼んだわけではありませんが、10品近くオーダーしたものの何を頼んでもハズレはないのです…。

「お坊さんが飛んでくるほど美味しいスープ」という可愛らしい名前のメニューがあり気になって注文をしてみると、お坊さんの壺に入った高級食材を豊富に使って2時間煮込んだ美しいスープがやって来ました。

麻婆豆腐は香り豊かな山椒がとても印象的で美味しいのですが、「ぷるん」とした何かが入っていて、伺ってみるとなんとアキレス腱とのこと！！
初めてアキレス腱を頂きましたが、コラーゲンがたっぷりだから、ぷりっぷりのぷるんぷるんでした。

後に調べてみると、アキレス腱は独特の香りがするので下処理が必要で、本来は固い部位だそう。
全くそんな要素を感じず、コックの方々の丁寧な仕事ぶりに感動…。

揚げ大根パイ、竹炭が練り込まれた小籠包、金魚の形をした海老の蒸し餃子、よだれ鶏などなど…
単品のごはんですら美味しく、ごはんだけでお茶碗一杯を頂いてしまいそうでしたが、別添えの自家製ベジタブルXOを少しかけるとこれまた絶品なのですよ…

その中でも口にした瞬間、テーブルにいた人が全員「うわ、美味しい」と声を漏らしたのが牛肉の黒胡椒炒め。
虎景軒のジグネチャーで、この日はラスト一品でギリギリオーダーすることができました。

…実はこの一皿がこの日最後の一品だったのです。
3人で10品、どれもそれぞれ食べ応えがあるので、かなりお腹が満たされている中での牛肉…！
確か200g程度だと伺ったと思いますが、もう胃が受け付けない…というのが正直なところ…
「え、1人何個頂く…？寧ろ何個食べれる…？」
なんて作戦会議をしてから頂いたのですが、一口食べたら美味しすぎてパクパク頂いてしまい、本当に一瞬でそれぞれの胃袋へ。笑
食べれるか心配してくださっていたサーバーの男性も「いつの間にか無くなっていましたね」とおっしゃるくらいの速さでした。

虎景軒はお料理も適度な辛さで、新鮮なお野菜を使っているからか、野菜のみずみずしさを感じるカラダが喜ぶ中華でした。
驚きの連続でしたので、食の冒険をしてみたい方、是非訪れてみてください。

お友達やパートナーとのご利用は勿論、ビジネスシーンでも使用可能。
個室がいくつかありますので、秘書の方にも是非おすすめしたいお店です。

ジャヌ東京 虎景軒
https://www.janu.com/janu-tokyo/ja/experiences/dining/